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2015/07/12  

地盤改良工事のおはなし


こんにちは!!

「新潟のローコスト住宅研究所」を運営している岩野文夫です。

住宅地盤改良

新潟県は新潟平野が大きく、軟弱な粘土層が多く県内全体(新潟地区、長岡地区、上越地区、を始め村上、新発田、三条、見附、魚沼、柏崎)に広がっており、
その中の新潟、長岡、上越、南魚沼、柏崎では地盤沈下が観測されています、冬に地下水を融雪に使う地域は特に注意が必要です。
新潟県内では地盤改良工事が必須工事と言っても過言ではありません。

地盤改良の種類ですが、大まかに3種類あります金額で言うと表層が安く杭打ち、柱状改良が高くなります。

六価クロムの問題

新しい地盤改良としては、砕石を柱状のように入れ込んで圧縮していく方式です、セメント系の柱状改良は有毒物質である六価クロムの問題と将来土地を 更地にしたり建替えの場合に土の中に柱状改良のコンクリートが残ってしまい資産価値が下がる問題が出てきます、砕石の場合は土の中に残ったとしても小さい 石ですので問題なしとのことです。
ただ砕石を入れ込む工法も完全ではなく、お勧めできません。

鋼管杭が最も適している

地盤改良工事には、支持層(地中の固いところ)までの深さにより工法が変わります、そのためその土地に合った最適な工法を選ばなければいけません、 但し地盤保障を受けるためには保障会社の推奨工事を受けなければ保障が出ないことがあります。保障が受けれる範囲で安く工事をやるためには地盤改良業者と の打合せを入念にやる必要があります。



保障会社のOKが出た改良工事に関しては品質保証書が発行されます、これは不同沈下にならないよう責任ある対策が施された工事がされてますという意味を持ってます、もちろんもし不同沈下が起こり建物に不具合が生じた場合は責任を持って補修されます。

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