2021/08/23
こんにちは! かなえるハウスの 山田 華 です。
皆さんもご存じですか?
「気象病」は「天気痛」とも言われており日本でもここ数年で認知されつつある病名。
気象や天候の変化によって症状が現れることが多いです。
気圧が大きく関係していて、低気圧が定期的に通過する春や秋、それに梅雨時や台風の時期だと言われてます。
昔から「天気が悪いと古傷がうずく」や「古傷が痛むと雨が降る」という方もいらっしゃいますよね。
そのほかにも「体調不良で検査しても原因不明でまわりから”気のせいだ” ”さぼりではないか”と言われてしまった。など…
まさにそれです!
頭痛にはじまり神経痛、関節痛、せき、めまい、体のだるさ、食欲不振、気分の落ち込みなど人によって症状は様々で、
心臓発作や脳卒中のきっかけになり、生命にかかわる場合もあるとのことで、気のせいで済ませず注意が必要です。
気圧の変化を体がどのように感じ取っているかは完全に解明されていないようですが、
耳の奥、内耳に関係していることは研究で解き明かされています。
内耳には気圧変化を感じとるセンサーがあり、そのセンサーを通じて自律神経系のバランスが崩れます。
こうしてストレスに対しての抵抗力が下がることで、血流障害や筋肉の緊張が起こるため、不調が引き起こされるというのです。
大きな気圧変化がなくても体調を崩す場合があったり、わずかな気圧変化のほうが影響しやすい人もいるようです。
さらには高層ビルや高層マンションの上り下り、新幹線のトンネル通過時などなど…
要因となるものも日常にたくさんあります。
なかなか厄介ですね。。。
私自身も20代から頭痛があり、あまり深く考えずに市販の頭痛薬で凌いでました。
それがだんだんと予防的に薬を飲むようになり、、、
いつしか薬を飲んでも効かないようになってしまい、、、
振り返れば今で言う”気象病”だったんだと思います。
ドイツでは研究が進んでいてかなり前から天気予報とともに気象病アラートみたいなものが発表されていました。
最近は日本でも「天気痛予報アプリ」がいくつもあるので、
こういった便利なものをうまく取り入れ、
日々の体調管理含め未然に防ぐことが出来ればツライ思いせず過ごせると思います。
なかなか改善しない症状がある場合は自己判断しないですぐ病院に行くことをおすすめします。