こんにちは！

かなえるハウスの岩野文夫です。

 

耐震等級１と聞くと、

地震に弱いのではないか、

と感じるのではないでしょうか？

 

しかし、そんな事はありません。

 

 

耐震等級１の基準は、損傷防止と倒壊等防止に分けて書かれています。

・損傷防止

数十年に一回は起こりうる（すなわち、一般的な耐用年数の住宅では１度は遭遇する可能性が高い）大きさの力に対しては、

大規模な工事が伴う修復を要するほどの著しい損傷が生じないこと。

 

・倒壊等防止

数百年に一回は起こりうる（すなわち、一般的な耐用年数の住宅では遭遇する可能性は低い）大きさの力に対しては、

損傷は受けても、人命が損なわれるような壊れ方をしないこと。

 

となっています。

 

 

地震が来ても壊れない強度を、等級によって表したものです。

 

 

耐震等級を上げようとすると、

無駄な費用もかかりますので、

大事なことだけわかっていれば安心できます。

 

大事なことは、地盤強度+建物強度＝地震に強い家です。

建物だけを耐震等級3にしてもダメです。（地盤強度が強いところでは良いと思います。）

 

では、建物が地震に強くなるにはどうすればよいか？

項目を挙げてみると、

 

・屋根が軽い

・基礎が頑丈（ベタ基礎）

・耐力壁がバランスよく配置してある

・床が頑丈でねじれに対して踏ん張れる

 

このことを踏まえて家造りをすれば、

強い家ができます。

 

 

耐震等級１では床は考慮していないので、（火打で良い）

自分から建築業者に剛床工法を提案しましょう。

 

地盤強度はどうでしょう。

地震に対して地盤改良工事をすればいいと

思ってる方が大半ですが、それは違います。（建築業者も勘違いしてる人が多い）

地盤改良工事は、自然に不同沈下しないように計算されただけです。

 

まだまだたくさんありますが、

また今度。

 

それではまた

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